記事の内容
読書をはじめてみたけれどすぐに疲れて集中力が切れる……
もしかすると姿勢や周辺環境に原因があるかもしれません。読書疲れの原因と対策のコツを紹介します。
読書の悩み | 悩みの原因 | 対策 |
---|---|---|
腕や首が疲れる | 疲れる姿勢で読書 | 楽な姿勢で読書する |
目が疲れる | 暗い部屋で読書 | ブックライトを使う 電子書籍リーダを活用する オーディオブックを活用する |
スマホで読書 | 電子書籍リーダを活用する オーディオブックを活用する | |
頭が疲れる | 長時間の読書 | スキマ読書 |
本がおもしろくない | おもしろい本を選ぶ | |
心の疲れ | 読書は勉強と思っている | おもしろい本を選ぶ |
なぜ本を読むと疲れるのか

【体の疲れ】腕や首が疲れる姿勢で読んでいる
長時間同じ姿勢を取り続けたり、本に集中して顔が下を向きすぎたりすることが原因です。
本にのめり込んできた時に限って体のどこかが痛くなりがち。ミステリー小説などストーリー展開にワクワクしている時に、気づいたら体がバキバキになっていることが私もよくあります。
【目の疲れ】暗い部屋での読書
暗い部屋での読書は目に疲労がたまりやすいです。本を読んでいて目がシパシパした経験がある方も多いのでは無いでしょうか。
適切な照度ではない場所で本を読むと、文字を認識するために普段以上に顔を本に近づけます。近くの物を見る為に目の筋肉が緊張し、緊張状態が長引くことで目に疲労感が蓄積されます。
【目の疲れ】スマホ、iPadなどで電子書籍を読む
スマホ読書も目に疲労がたまりやすいです。近年スマートデバイスを活用した読書が流行りですが、使い方は注意しなければいけません。暗い部屋での読書と同様で目の筋肉の緊張が原因です。
【頭の疲れ】長時間の読書

本の内容が全然入ってこない
人の集中力には限界があります。保ち続けられる時間は90分程度とされています。
どれだけ面白い本でも、集中力の限界を超えて読書は続けられません。
【頭の疲れ】本が面白くない

おもしろくなくて読む気にならない
自分自身が面白いと思えない本は、頑張って読んでも結局面白くならないまま。そもそも面白い本を選びたところです。
【心の疲れ】読書を勉強だと考えてしんどくなる
「本読んで勉強しないと……!」と思って取り組むと、純粋に読書を楽しめなくなります。読書と勉強は別物です。
結果として勉強と同じような結果が得られることがよくありますが、あくまで結果論です。
(対策)読書疲れを防止するコツ

楽な姿勢で本を読む

楽な姿勢でいいの?
正しくは『(疲れにくい)正しい姿勢で本を読むこと』が対策です。
・椅子に深く腰掛ける
・膝が90度に曲がる高さに椅子を調整し、両足を床につける
・顎を引いて顔を下に向けすぎない
・背筋を伸ばし、背骨の自然なS字を維持する
・本と顔の距離は30㎝以上離す楽な姿勢で本を読む
…etc
本を読むときの正しい姿勢を保つためには、意識しないといけないことが多い……。一度上記の5項目を意識しながら私も本を読んでみました。結果は10分でギブアップ。かえって疲労感と姿勢をキープしなければいけないストレスが溜まりました。
改めて私自身のいつもの読書を振り返ってみると、通勤時を除けば必ずリラックスした姿勢で本を読んでいることに今更ながら気付きました。どうやってリラックス姿勢を実現するのか。
”ダメになるソファ”です。ご覧の通りソファが体にフィットして支えてくれるます。体を安心してソファに任せてリラックスできるという優れものです。自分がリラックスできる環境を作り上げましょう。
適切な明るさの部屋で読書
本を読むときは部屋の明かりをつけて照度を上げましょう。
しかし明るい場所で読書した方が良いと分かっていても、部屋を明るくできない場面に困ったことはないでしょうか。
コチラの記事でおすすめのブックライトや読書ツールを紹介しています。

電子書籍用のタブレット・リーダーで読書
読書に特化したタブレットであれば眼精疲労がたまりづらいです。
近年はAmazonのKindle Paper Whiteなど電子書籍専用媒体の普及が進み、読書ツールとしてもかなりポピュラーになった印象です。ちなみに私もKindleユーザー。
電子書籍だと目が疲れやすいという意見がネットで散見されますが、電子書籍リーダー・タブレットであれば大丈夫です。なぜなら専用媒体は長時間の読書もできるように工夫されているポイントがたくさんあるからです。
例えばディスプレイの照度調節機能。詳細をコチラの記事でも解説しています。
一気読みしない・スキマ読書
30分など時間の区切りをあらかじめ設定して本を読むことで読書の息切れを防止できます。
「もうちょっと読みたいな……」と少し未練が残るかもしれませんが、一気に読み切ろうとした結果疲れてしまい「もう読みたくない」となるよりはずっといいです。
読書時間の使い方、スキマ読書については以下記事で詳細を解説しています。

あらすじを読んでおもしろそうな本を選ぶ
おもしろい! と思える本は読んでも疲れにくいです。あらすじを読むとその本がおもしろそうか分かります。ストーリーや見どころがキュッとまとまっており、お手軽ですし本の全体像が把握しやすくて良いです。
他にもおすすめ本の選び方があります。読書初心者に読んで欲しい本と合わせて以下記事で紹介しています。
オーディオブックを使う[聴く読書]
目で読むのではなく”耳で聴く”読書です。

最近話題!
オーディオブックならば、目が疲れることはありません。腕や首が疲れることもありえません。
悩みを解決するだけではなく、本を聴きながら別の作業ができるという付加価値まで。
実際に私がオーディオブックを使用した感想を詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
まとめ:読書疲れの原因・対策と工夫

おさらいです。
読書の悩み | 悩みの原因 | 対策 |
---|---|---|
腕や首が疲れる | 疲れる姿勢で読書 | 楽な姿勢で読書する |
目が疲れる | 暗い部屋で読書 | ブックライトを使う 電子書籍リーダを活用する オーディオブックを活用する |
スマホで読書 | 電子書籍リーダを活用する オーディオブックを活用する | |
頭が疲れる | 長時間の読書 | スキマ読書 |
本がおもしろくない | おもしろい本を選ぶ | |
心の疲れ | 読書は勉強と思っている | おもしろい本を選ぶ |
以上です。それでは〜( ´∀`)