はじめに

こんにちは。たまごです
どうして、こんなにボロボロで、やり切った顔をしているかと言いますと……
私事ですが、先日、転職しました。転職先が決まり、ひと段落した時、私は思ったわけです。
「同じように転職活動に奮闘している人たちの力になりたい!」
転職活動中の方にも、
- 転職しようか迷っている人
- 転職活動が上手くいかない人
- 内定が出たけど、その会社に行くかどうか迷っている人
- 転職した方がいいのか、分からない人
こんな人たちにも、参考になる情報が提供できれば幸いです。
あとは、自分の備忘録としても、、、
私の実体験ベースで、転職活動をまとめました。参考になればうれしいです。
それではドゾ(^ ^)/
プロフィール(転職前)

- 年齢:26歳
- キャリア:社会人5年目
- 勤務先:製造業
- 勤務地:東京
普通の会社員です。
~ざっくり~ 転職活動 線表スケジュール
ご参考になるか分かりませんが、最初に私の転職活動を線表で紹介したいと思います。初めに申し上げますと、私の転職活動は超ノロノロでした。エージェントの方に「よく諦めませんね」と言わせたほどです。早い人だと、1か月ほどで決めてしまうこともあります。
私のケースはあくまで一例です。もう少し詳しく知りたい方はココ押してください。

~ざっくり~ これだけはやった方がいいコト
大事なことは前半に畳みかけておいた方が良いのです(四千頭身)。これだけは絶対にやりましょう、という事を書きます。詳しいことは追々説明します。
詳しいことも知りたくなった人はココを押してください。ここからは私の転職に至る経緯を振り返っていきます。
何故、転職しようと思ったのか
そもそも、何故転職をしようと思ったのか。理由は3つありました。
これをほとんどそのまま、面接でも話しました。
しかし、全ての理由が同時に生まれた訳ではありません。すべてのキッカケとなった理由がありますので、まずはそれから。
ワークライフバランスの取れた生活が送りたかった
この一年は激務でした。赤字太字では表現しきれないほど激務&ハイプレッシャー環境でした。
職種も変わったこともあり、慣れない仕事に四苦八苦しました。
特にお客様とのやり取りは、慣れるまでは本当に苦労しました。先輩に何度も「なんで、お客さんにそんな事言っちゃうの?!」と言われました。
またまた、配属時の職場の雰囲気が最悪でした。ザ・体育会系の課長と、私が一緒に仕事をしていた先輩との相性が、徹底的に合いませんでした。生まれた星が違ったのでしょう。
私は板挟みになってしまって、5月にはお腹が慢性的に痛くなっちゃって、内科に掛かったりもしました(;’∀’)。その後なんやかんやあり、その先輩が仕事を辞めてしまいます。配属されてから半年弱経った頃でした。
課長のやり方に全く賛同できなかったみたいでした。すごく仕事が出来る先輩でした。
ここまでで、既にかなりしんどかった。仕事自体もその環境も。
しかし、まだ辞めるつもりはなかったです。仕事内容に慣れるまではしんどいもの、という認識が私の中にはありました。だけどもここからが、本当にきつかった。
詳細は割愛しますが、、
気付けば、数か月にわたる深夜残業、その上、その残業代はつかないという、、
そんな日が続いて、完全にメンタルが参ってしまいました。
この時ですね。このままでは終わってしまうと思いました。そこから、転職に向けて活動が始まりました。
やりたい仕事があった
もう一度人事の仕事がやりたかったのです(転職時の職種は営業でした)。
フロントラインとして、実際に仕事をしたことで、大量の学びがありました。
数字を立ててくれている人たちがどんな風に働いているのか、どんなことに悩んでいるのか、表面的にではなく、等身大で知ることが出来ました。
そして僕は思ったわけです。この人達が働きやすくなるように、会社の環境を変えていきたいと。マジで。マジで理不尽やと思ったのです。こんなに頑張ってんのに何故、給与水準が同じなんやと本気で思いました。
なのでそういう意味だと、この会社の人事に戻って、また仕事をするのがベストだったと思うのですが、そうは出来ませんでした。
今の会社の人事に、イマイチな部分があることを感じたからです。それはまた機会があれば別記事で語りたいと思います。
叶えたいライフプランがあった
子どもが欲しかったのです。その上で今の仕事を続けるのは非現実でした。あまりにも仕事に割かなければいけない時間が多すぎました。また、客に振り回されることも多かった。時間の融通がきかないことが多々ありました。
多いことばっかやな、しかし。
加えて、地元とは遠く離れた場所での勤務。(私にとっても、妻にとっても)仮にここで子どもが生まれても、サポートをしてくれる人がいない。そして、私は仕事に引きずりまわされている状態。
仕事内容だけでも、変えることが出来たなら状況は変わったかもしれませんがそうはなりませんでした。そんなわけで、「職を変えて、勤務場所も変えよう」と思ったわけです。
【詳しく】転職活動スケジュール
冒頭説明しましたが、もう少し細かく書きたいと思います。
- いつ転職活動を開始して <転職活動スタート>
- いつ内定が出て、いつ会社に退職意思を伝えたのか <内定承諾ゴール>
私の実例を紹介します。
転職活動スタート
転職活動をスタートしたのは10月後半です。
転職エージェントサービスに登録をして、履歴書用の写真を撮って、職務経歴書を作成して、自己分析をして……
という準備をこの頃始めました。面接を受け始めたのが11月中旬です。だいたい週に1~2社受けるペースで面接を受けました。活動中の方なら分かると思いますが、かなりスローペースです。言い訳ですが当時の仕事が壮絶に忙しかった為、振り切って活動することが出来ませんでした。
一応ご参考までにですが、受けた会社数は合計51社、そのうち書類選考を通過したのは12社です。
通過率20%ちょっと…… まあ通ったからいいんです。
内定承諾ゴール
最終的な内定先が決まったのが、スタートしてから翌年の3月後半でした。面接が始まってからほぼ5か月…… これも、活動中の方なら分かると思いますが、めっちゃくちゃロングスパンです。普通は1か月から3か月くらいで終わります。この取り組み期間はオカシイです。
長期間に及んでしまった理由はもちろん自身の活動頻度に原因です。上で書いていますが、他社の内定を2月頭にもいただいているのですよね。そちらは辞退しまして、その前後ほとんど活動をしていない時期もあったりしまして。気付けば5か月が経過。激長転職活動でした。
内定を承諾した次の日には、職場の上長に退職意思を伝えました。これで私の転職活動は幕を閉じました。
【詳しく】転職するために、やらなければいけないコト
これもまた、前半で畳みかけた内容ですが、もう少し補足したいと思います。この項目が一番大事です。転職活動において絶対やらないといけないこと、実際私がやったこと、実例ベースで紹介します。
あとは真面目に受け答えしておけば、今働いている会社以外のどっかに行けます。
転職エージェントサービスの登録(出来れば2社推奨)
私自身は2社登録しました。複数社登録した理由は3つです。
…しかし、その前に、私が登録したエージェントサービスと、実際利用してみた感想を書いておきます。
そっちの方が気になるかなと思いまして。断っておきますが、あくまで個人の感想です。
RA、doda、その他エージェントサービスのこぼれ話について
- 求人数がやっぱり多い(大手企業の求人も多数ある)
- アプリが使いやすい
- エージェントが沢山在籍している(その分、当たりはずれもある)
※ちなみに私は、微妙なエージェントでした…。
- 大手企業の求人はあまりない印象
- アプリの動作が重くて、使いにくい
- 関西勤務地の求人が多かった印象
- 求職者のステータスによって、エージェントが割り当て分けされている模様
※年収●●●万円以上の場合、職種を変える転職(キャリアチェンジ転職)の場合… というように、エージェントが割り当てられているそうです。
参考になるか分かりませんが、エージェントに言われた転職エージェントサービスの登録者数ランキングを紹介しておきます。原文ママです。
「1位はRA(リクルートエージェント)です。紹介している求人数が圧倒的に多いです。2位はdoda(デューダ)。ただし、1位と2位はの間には結構な差が開いています。その次ぐらいにマイナビエージェントが来ます」
とのことです。なので特に拘りが無ければ、とりあえずRAに登録するのが良いかと思います。
ちなみに。私はこの2社を使い分けるのがめんどくさくなって、結局はほとんどRAを使っていました。最終的にRA経由で紹介を受けた会社に内定をもらいました。
ただし、RAのエージェントはそんなに良くなかったです。フォローもあまりしてくれず、気が回るタイプの方では無かったので、エージェントからのサポートの恩恵は感じませんでした。
エージェントについてはdodaの方がよかったです。キチンと活動をフォローしてくれて、やるべきことを明確化してくれたのが助かりました。ただ、やっぱり求人はRAの方が多くて、、という所でしたね。
複数社登録した方が良い理由
ついつい、めんどくさくなって「登録は1社だけでいいや」ってなる人がいると思うので、その人たちの為にも書きます。
- 第三者のアドバイスを(複数人から)受けた方が自分を客観視出来る
自己分析は深堀を進める中で、自分よがりになってしまう事があると思います。
そんな時、フラットな目線で意見を伝えてくれる人はとても貴重です。
間違った方向に進んでいることには、なかなか自分自身で気付けないものです。
また袋小路に迷い込んでしまう事もあります。そんな時には、複数の他人の声を聞くに限ります。セカンド、サードオピニオンです。 - 企業との日程調整等をサポートしてくれるので、転職活動をスムーズに進めることが出来る
エージェントはいわば、転職活動における案内人です。
求人を募集している企業を紹介してくれて、面接の日程調整も企業との間に立ってやってくれる。
面接の対策準備から、内定後の企業との交渉まで、転職活動において必要なアクションのあらゆるをサポートしてくれます。
エージェントがいなければ、これらを1人でやらなければいけません。
現職を続けながら進めるのは、なかなかに骨が折れると思います。 - より多くの求人を見ることが出来る
エージェントサービスによって載っている求人、載っていない求人というのがあります。複数社登録をしておけば、その分可能性が広がります。
………
以上、メリットがたくさんあります。
ところでどうして2社が推奨なのか。登録サービス数が、多ければ多い程良いのではないのか。
それ以上は私が捌ききれないからです。なので器用にできる方は、何社でも並行すれば良いと思います。
自己分析
新卒の就職活動の時、耳にタコが出来るほど言われたかと思います。おんなじです。あの頃とまんま同じです。もう一度自分を見つめなおしましょう。
かくいう私は、当時なあなあの就活で決まってしまい、キチンと己を見つめ直さなかったせいで、今回苦労しました。ただ前回と同じように学生生活を振り返るのではなく、今回振り返るのは社会人生活です。
数年間、会社で真面目に働いていれば必ず何かしらスキルが身についていたり、気付きがあるはずです。
- 転職活動の軸を決める
…軸を決める、どうしてその軸が大切なのか深堀する。 - 担当業務の棚卸し
…何の業務を、どれくらいの期間、どれくらいの人数で、どのような立ち位置で、何に気を付けて、進めてきたか、洗い出す。
この二つを意識して自己を分析しました。
転職活動の軸について
理由も無く、無我夢中で転職活動を始める方はいないと思います。始めるからには、必ず理由があるはずです。その理由を明確化しましょう。
例えば、残業時間が長すぎるとか、上司と先輩が仲悪すぎるとか、サービス残業が嫌すぎるとか、飲み会多すぎる
これくらいにしておきますが、それが転職理由となります。その転職理由を払拭することが、転職活動を通じて実現したいこと。つまり転職にあたって絶対に叶えたい、譲れないこと。すなわち転職活動の軸となるわけです。

何でもかんでも叶えられる物ではないですがそこは塩梅です。
やりたい仕事が出来るけど、年収は下がるとか。年収は上がるけど、残業は増えるとか。あると思います。そこは優先度を付けましょう。
その中でも、絶対に譲れない条件を転職の軸としましょう。転職はあくまで手段で、目標は理想の状態を叶えることです。叶えたいことがあるから、変えたい現状があるから、転職するわけです。
目標を達成するために、方針、軸は重要です。これが無ければ、いざ内定が出た時も「どうしようかな、この会社で大丈夫かな……」と、ブレてしまいます。
担当業務の棚卸しについて
あなたは今までどんな仕事をしてきましたか?一度、ここまでの会社生活を振り返ってみて、担当してきた業務を洗い出しましょう。
何故なら面接で語らないといけないからです。その働きぶりを通して、
「だから、貴社でも絶対に活躍できます!!」
とアピールしないといけないからです。
…などなど。あくまで一例です。この辺りを深堀してみると、会社生活で形成されてきた自分自身の輪郭が浮かび上がってくると思います。
時間をかけて振り返ることをおススメします。
その時間に比例してあなたの引き出しは増えて、面接での対応力も上がると思います。
もう一つ注意点です。紙に起こした方がいいです。PCで打ち出すのではなく。元々私もPCで整理をしていましたが、妻にアドバイスされたのです。
紙で整理した方が、考え整理しやすいと思うで
私は答えました。
そうかー、ありがとう。やってみるわー
私はやりませんでした。なんとなく、めんどくさかったのです。そのまましばらく面接に挑んでみましたが、深く掘られたときに、答えに詰まってしまうことがしばしばありました。
そこで、素直に言われた通りにしてみました。するとあら不思議、面接官に詰められても、何かしら答えられるのですね。確かに紙に書いた方が考えを整理できたようです。
説得感は全然ありませんが、ぜひ騙されたと思ってやってみてください。ちなみにですが、私の妻は企業の採用担当をしていました。そんな妻が言ったのです。だから、やってみてください。
職務経歴書の作成
新卒の就職活動におけるエントリーシートです。転職活動では必須です。
一番工数がかかる部分ですが丁寧に書きましょう。この職務経歴書の内容で、面接を受けられるかどうかが左右されます。自己分析をしながらでも構いませんが、職務経歴書を作成しましょう。書く上で大切にしたいことは以下の通りです。
- 担当業務を詳細に書く
… ★超重要です。誰が見ても理解できるように書く。これです。仕事の棚卸が出来たら、それを落としていくだけなのですが、メモ書きをそのまんま書き写しても仕方ありません。全く違う業界の、全く違う職種の人間が見ても、ふんわり理解することが出来るように書きましょう。
あなたが当然だと思っている業務フローや、仕事用語が、あなたの会社だけでガラパゴスに使われてきた単語だったりします。
書いてみたら、誰かに見て貰うのが一番いいですね。
「書いてある意味がよく分からない」と言われれば、そこがガラパゴスという事になりますので、修正がしやすいです。 - 実績を数値で書く
皆様よくご存じかと思いますが社会人は数字が好きです。
令和5年度 売上●●●M(対予算150%達成)
とか、
2022年度★★人採用(採用目標数●●人達成)
とか。
書いてあると、どれくらい頑張ったのかが分かりやすいです。社会人は分かりやすい事が大好きです。数値で実績を表現できるものがあるなら、数字で表しましょう。 - 特に力を入れて取り組んだことを書く
新卒時代にくどいほど話した、いわゆる”ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)”です。
何故その業務を頑張ったのかを丁寧に書けば、あなたはどんなスキルを持っているのか、どんな部分が強みなのか、分かってきます。5W1Hを意識して詳細に書きましょう。 - 全体で2~3枚に収める
あんまり長いと、面接官も読む気が失せます。
在籍年数が伸びれば伸びるほど、分量は増えてしまうかと思いますが、そこは取捨選択です。長くとも1時間程度の面接時間でアピールできる内容は知れています。
多くとも、分量はA4用紙3枚程度で収めましょう。 - 書いたら誰かに見て貰う
特に一回目は、「これくらい書けば、他人が見ても分かるだろう」という思い込みたっぷりの仕上がりになりがちです。エージェントでも、周りの人でもいいので、一度見てもらい、意見してもらうことをおススメします。
ちなみに、エージェントは適当な人だと全然ちゃんと見てくれないので要注意です。
僕の場合は妻にめちゃめちゃ推敲、校閲してもらいました。
妻は人事として採用担当の経験があったためです。そんな紙は仕事で見まくっていました。結果として、お金を払った方がいいくらい、彼女には面倒を見て貰いました。
実例ベースで、どんなことを書けばいいか知りたい方は、他のブログ等を調べてみてください。いっぱい出てきます。
会社に応募する、面接を受ける
ポイントをまとめました。
- 会社選びの軸を定める
要するに転職の軸です。さっき、くどくどと書いたあれです。
今回、なぜ転職しようと思ったのか。
これがブレているとどんな会社に内定をもらっても、承諾にためらってしまいます。迷ってしまいます。
逆にこの軸がはっきりしていれば、迷いません。軸に当てはまる会社に応募をする。
内定が出れば、その会社に行ってしまえばいいのです。(そうは言っても迷いますが…)
求人はたくさんあります。ぼんやりと眺めていると分からなくなって沼にはまってしまうので、くれぐれも気を付けましょう。 - (よっぽどの拘りが無ければ)極端に絞らず、いろんな会社に出してみる
理由は2つです。
1つ目は本命じゃなかったけど受けてみたら以外と良い企業だった、という事があるからです。
流行りのあの曲を聞こうと、アルバムを借りてみたら、他にも意外と「お、この曲もイイな」という出会いをした経験が、皆さんにもあるかと思います。
あの感じです。聞いてみて初めて気付くのです。
とりあえず、条件が問題なさそうで、絶対に受かっても行かないという事が無ければ、受けてみましょう。意外とその企業はあなたに刺さるかもしれません。
2つ目は経験値が獲得できるからです。
いきなり本命にアタックして、内定まで勝ち取るのはなかなか難易度が高いことです。モンハンで言えばティガレックス、ドラクエで言えばエスタークにいきなり挑まないでしょう。
それなりに練習を積んでスキルを磨き、文字通り経験値を稼いでレベルを上げてから戦うはずです。転職活動も同じです。
面接を受ける前に準備した方がいいこと
特に僕が大事にしていたことです。
- 文章を固めすぎない
あんまり固めると抑揚がなくなって、人間味なく喋るロボットみたいになります。
それに想定外の質問が飛んで来た時に、シナリオが崩れて頭がショートして返事が出来なくなってしまい反応の悪いロボットみたいになります。 - 想定問答
どんな質問が来そうか想定していないと結構焦ります。初見の攻撃は大概避けれません。
あらかじめどんな質問が来るかイメトレしておきましょう。
僕は職務経歴書の内容を見直して、(もし自分が面接官なら、ここに書いていることが気になるかもな、、)という視点で準備していました。 - 求められている人物像をイメージ
新卒採用よりも具体的に設定されていることが多いと思います。何故ならすでに担当業務等が決まっていることが多いからです。なので、
・どんな経験をアピールした方がいいか
・どんなスキルを伝えた方がいいか
この辺りを求人票から推測して、準備して面接に挑んでいました。
基本ですが以下は新卒の就職活動と一緒です。
・企業研究
・志望動機
これらは当然必要です。私はよく「こんなもんでいいだろう」と、完成度もそこそこに終えてしまって、面接後に後悔するというルーティンを繰り返していました。話を掘られたときの対応がぺらいと落ちます。(あ、こいつちゃんと準備していないな)って、面接官に思われます。
上記対策は新卒向けの採用情報サイトを確認することがおススメです。企業研究/志望動機の作成の最初のとっかかりレベルではありますが、”大学生が見ても分かりやすい”ように書かれています。
面接の振り返りとフォロー対応
受けた面接全てにおいて完璧な受け答えが出来て、完璧な振る舞いが出来ればそれが理想でしょう。なかなかそう上手くはいきません。面接が終われば
「あの質問、答えられなかったなあ」
「もっと、あれもアピールしておけばよかったなあ」
「社長の名前、答えられなかったなあ、、やっべー、、」
など振り返り後悔することもあるかと思います。これを後悔のまま終わらせないようにしましょう。失敗した所があれば、なぜ失敗したのか見直して、次に準備しなければならないです。
もう一つ大事な話です。面接後エージェントからはアンケートが来ます。(RAとdodaはありました、他でも多分あるのではと思います)このアンケートにキチンと、素早く回答しましょう。
内容は、
面接を通して志望度が上がったか? とか、
面接の手ごたえはどうや? とか、
この企業に対してどこを魅力と感じているか、もしくは懸念点はあるか? とか、
大したものではないです。
しかしこのアンケート、企業にも内容を開示することができます。
(開示する箇所はこちらで選ぶことが出来ます。全部開示するも、非開示とするも、自由です)
ここがポイントです。このアンケート、企業担当者は中身を見ています。
手ごたえがあったにも関わらず、選考に落ちてしまう事が続いていた時です。
ある会社の面接を受けた後、その会社からエージェントを通してメールがありました。
…
「あなたの職歴を評価しており、ぜひ採用したいと考えているが、随分、弊社の待遇面について懸念点を持っているようで、内定を出したとしても、本当に来てくれるのか不安を感じている」
…
一体何を言っているのだ。懸念点とはなんのことですか。そんなこと言いましたか、私は。
最初は分かりませんでしたが、少し考えて気付きました。面接後のアンケート、懸念点を記載する設問があります。そこで私は”面接の中で伺い知ることが出来なかった”という意味合いで、給与や休暇などを記載をしていました。その設問を企業に開示する設定としておりました。
私としては、何も深い意味はありません。ただ分からなかったからチェックを付けた。それが相手にどう映るのか、何も考えていませんでした。
応募者の回答を見ると、懸念点の項目にチェックが入っている、しかも1つではなく複数。
この応募者は、うちの会社に対して、懸念点の多い会社という評価をしている。
会社はそう思いますよね。そんなことを私は、結構何社に対してもやっていたのです。妻に言われました。
懸念って、どういう意味か知っている?
私が愚かであった話は置いておきまして、とにかくここで伝えたいのは『アンケートは意外と見られている』という事です。
変なことを書くとそれがそのまま伝わってしまう可能性がありますし、逆を言えばこのアンケート上でもアピールすることが出来るのです。
そうゆう訳で、アンケートはきちんと書きましょう。
※ 私の失敗談 ※ 注意した方がいいこと
最後に私の失敗談をいくつか紹介して締めたいと思います。
ここまで、いくつか私の愚行が垣間見えたかと思いますが、それのまとめです。
自己分析を紙に書き起こさないで行う
自己分析編で説明しましたが、それです。
私は本当に、自分で失敗するまで、人の話を聞きません。
分かっているのに、同じ過ちを繰り返します。
皆さんには同じ轍を踏まぬよう、お伝えしている次第です。
本当、騙されたと思って、紙に書いてみてください。
結果論ですが、「あの時やっておけば、結果は違ったかもしれない…」という後悔が、私には結構あります。
面接後のアンケートを適当に答える
これも先程、面接後のフォロー編で書きましたね。同じです。
もしやってしまったら、すぐにエージェントにフォローメールを送って訂正するようにしましょう。
私のエージェントは仕事が適当なクセに、こうゆう時だけ、「あ、もう企業様に送っちゃいました」とかやりやがるんですよね、ほんま。
私が適当に答えたのが、そもそも悪いですけど。
はい、すみません。
微妙なエージェントなのに、担当変更をしないまま転職活動を続ける
何度か書いていますが、本当に微妙だったのです。
全然サポートしてくれない。内定後の条件交渉も、全然やってくれないし、ほんまにこちらが伝えた通りに動きよる。ちょっとくらい、機転を利かせて動いてくれ…
と、いうような担当者でした。
そうゆう時は、早めに担当変更をお願いしましょう。基本どこのエージェントサービスでも出来るはずです。
じゃあ、何故私はやらなかったのか。
めんどくさかったのです…
本当に恥ずかしいです。
例のごとく、妻には言われました。
エージェント、変えてもらった方が良いんちゃう?
私は言いました。
あー、せやなあ
私はやりませんでした。
もし、微妙なエージェントだな… と感じたら、直ぐ変えてもらいましょう。
時間がもったいないです。
面接で「御社が第一志望です」と言わない
もはや新卒でも犯さないような過ちですが…
やってしまうのですね、私は。
自分のことですが、何をしているんだろうと、本当に思います。何をしているんだ、俺は。
一つ、怖い話をします。
最終的に決まった次の会社の面接でも、私は言っちゃってるのです。
「御社以外にも選考を受けています。順位はちょっと付けられないですね…」
ほんまにアホです。手の施しようがないアホです。
面接が終わった後、家に帰って妻に話しました。
手ごたえはそんなに悪くなかったわ~
ほう、どんな感じやったん
「あなたの経験は絶対にウチで活かせるとこちらは思うのですが、いかがですか…?他社の選考もあるので、やはり決めきれないでしょうか…?」と、言われたよ
ん? あんた何言ったんや
他にも受けてるとこあって、そこが決まってから比較がしたいです、と
アホちゃうか。
速攻でエージェントにフォローしてもらいなさい
そんなわけで、直ぐにエージェントにメールを入れてフォローしてもらいました。
それもまたアホの言い訳で…
「面接ではあのように話しましたが、本当に行きたいと思っています、と先方にフォローの連絡をして下さい」
です。こんなもん、信じられるわけがない。
ですが、どうゆう訳か、内定をいただくことが出来ました。
普通なら確定で落ちている所でしょう。。
正しく九死に一生を得る、です。
普通はこんな過ちはしないと思いますが、今回は、私自身の失敗談という事で書かせていただきました。
おしまい
随分長くなってしまいました。しょうもない話を書きすぎましたね。
今回はこの辺にしておこうかと思います。
書き終えてみて思いましたが、この記事のほとんどは、私が妻からご指導いただいた内容で構成されています。
また何か思い出したこととかあれば追記するか、別記事で書こうかしら、と思います。
この記事も、半分ずつに分けてもいい分量だな、、それはまた後日見直すとしましょう。
それでは、皆さんの転職活動が上手く進むことを祈りまして。
たまごでした。ありがとうございました~ (^^)/~~~